―――昨日は知らずに寝て居て、起きる時間を知らせてた理々葉のお母さんに起こして貰った。 「すみません。急に泊まらせて貰ったのに…」 2人を起こさないように布団から出て、制服に着替えてリビングに行くと、おばさんが朝食を用意してくれて居た。 「気にしなくて良いのよ?うちは理々葉1人でしょ。おばさん、娘が増えたようで嬉しいんだから!」 昨夜、あまり食べなかった私を心配してくれて、ご飯にお味噌汁、塩鮭に卵焼きが出された。