その日の夜、私と飛鳥は理々葉ん家に泊まる事になった。 3人でおばさんの手料理をご馳走になり、お風呂も一緒。 並んだ二組の布団の中、私を真ん中にくっついた。 「マネージャーは確かに居ないと大変かも知れない。けど、しばらくは休部しな」 「私も理々葉に賛成」 朝から何度も話し合う、休部の話。 理由は尾てい骨骨折の件もあり、何とかなる。 けど、3年生に負担が掛かりそうで申し訳ない。