欠伸をしながら、お互いに2人の予定を聞く事にして電車を降りる。

…ダメ…寝ちゃう…。

自転車の荷台に座り、弘瀬の背中に掴まった瞬間、目蓋が重くなった。



「あ――っ?!」



ーードンッ



「いっっっったぁ゛ー!!;;」



一瞬、眠ってしまったらしく、手を離してしまって自転車から落ちてしまった。

お尻に走る痛み。



「寝る馬鹿があるか!」



地べたを転げ回り、お尻を撫でるが、青アザは確実。

免れないだろう。