弘瀬、私はコーヒーは飲めないんだよ。

少食なんだよ。

バスケのルールを知らなければ、興味もなかった

ただ弘瀬との時間を多く過ごしたくて、バスケ部のマネージャーになったの。

ずっとずっと、弘瀬を想ってた。

誰にも負けない気持ち、伝えてば良かった?

弘瀬は私を、好きで居てくれた事ある?

―――再び降り始めた雨は、私の涙の代わりかも知れない。

強がった私の、代わりの涙。