「ねぇダメ?聖奈、今も篠束とクラス仲間でしょ?代わりにやってよー!」



「私も部活があるんだけど…」



「そうだよね。理々葉も勉強あるし、私が手伝う!」



「飛鳥ありがとー!!」



飛鳥が頷き、幹事にならずには済んだ。

しかし、なかなかショックから抜け出せない心。

それに気付いた理々葉が、「トイレついて来て」と、声を掛けてくれた。

付き合いが長いと、すべて見抜かれるのかな。