でも、可愛いと思える私は重症なんだろうか。

や、元々がジャニーズ系と言われる顔立ちをしてる弘瀬のせいだ。



「今日も暑くなるだろう……もう、寝ないの!」



話し掛け、目を覚まさせようとした時、弘瀬が私の肩に凭れて来た。

帰りだったら、いくらでも肩を貸してあげる。

でも、朝食をしっかりと食べてエネルギー補給させないといけない。

名残惜しくも弘瀬を起こし、ブラックの缶コーヒーを手渡す。