「お兄さーん!」



「…ちょっ!弘瀬!!」



私の彼氏まで、変な色に染めないでよ;;

ゆっくり、呆れながら戻って溶けたかき氷を食べる。



「じゃあ、私たち先に帰るね?」



「鵜野さん。飛鳥をよろしくお願いします」



「うん。紗槻ちゃんの気持ちに応えられるかは、わからないけど」



私たちが居ない間に、紗槻と鵜野さんは何を話してたんだろう。

それにしても、さっきの鵜野さんとかなり違うね。