理々葉たち2人分の伝票をレジにしまい、玉山から貰った紙袋を開ける。

中身は何故か、私が学校に行く前に必ず買うミルクティーとレモンティー。

それと、手紙。

“8月1日18時、神社の入り口で待ってる”

…弘瀬…。

これは、間違いなく弘瀬の字。

見間違う筈ない。

これは、弘瀬からのお見舞いなのね。

…後でメールしないと。

紗槻にバレたら大変なのに、わざわざ玉山に託してくれたんだもん。