「嘘じゃないよ!篠束、聖奈が体調悪いんじゃないか心配して、家庭科室に行ったでしょ?」
振り返らない私の背中に、話続ける飛鳥。
「“聖奈”って呼んだ瞬間に、倒れたみたいだけど」
何で、それを飛鳥が知ってるの?
あの声はやっぱり弘瀬だったの?
…もし弘瀬なら、何で来たの…?
私に忘れさせてよ。
弘瀬を好きって気持ちを。
毎日が辛くて、堪らないんだよ?
振り返らない私の背中に、話続ける飛鳥。
「“聖奈”って呼んだ瞬間に、倒れたみたいだけど」
何で、それを飛鳥が知ってるの?
あの声はやっぱり弘瀬だったの?
…もし弘瀬なら、何で来たの…?
私に忘れさせてよ。
弘瀬を好きって気持ちを。
毎日が辛くて、堪らないんだよ?