こうやって、少しずつ
俺たちは独り立ちするんだ。
それが、嬉しくもあり
ちょっと寂しくもある。

後姿からは係長の表情は
見えなくて、彼女が
どう思っているか等
見当もつかない。

最近では、指示ではなく
アドヴァイスや自己の体験を
教えてくれたり、指導も
俺たちが選択する様な
形に変わってきている。

俺たちは…少しでも
戦力になれているんだろうか。