「神島、覗き見は、あかんで。」

先制攻撃をしかけた。

コイツがレンちゃんに
憧れてる事は、知っている。

「誰が覗くかっ!」

狼狽えすぎて笑えてくる。

神島の人の良さは、好きやけど、
何においても、勝負では、
負けたくはない。

「…っていうより、それ、
全然同意の上に見えないぞ。」

憮然とした表情のまま
神島は、俺たちを指す。

「そうだよっ!!見てたんなら
さっさと助けろっ!2号!」

テンパったレンちゃんが
神島に八つ当たりをするが・・・

「いや…2号って…」

ツッコミ処満載のコメントを
奴は消化しきれないらしい。

色々、面倒になる前に
今日は切り上げた方が
良さそうやなーーー