sound village




ーーーー20:00ーーーー


全ゲーム終了


「よし!片付け始めようか。」


柏木が、1日叫びすぎて
枯れた声で後始末を呼び掛ける。

一体、何時間、何ゲーム
やってんだよ?!俺らは(笑)


床の汚れもハンパじゃなくて
見かねてモップを倉庫に
取りにいく。


合間でチョコチョコ
元マネ達が汗を拭いてくれて
いたけれども…


50人余のオッサンが走り回って
ぶっ倒れまくったコートが
そんなもんで、維持できる訳ねぇ。


『瞬。モップ、こっちにもくれ。


体育倉庫内を見渡していると
背後から声がかけられる。

『おう。…?!って、リヒト?!』

『俺も半日プレイしたんだから
片付けくらいするって。』

軽口を叩きながら、俺の手から
モップを抜き取り、
傍にいた奴にも、まわしていく。


2人並び、モップをかけ始めつつ
今だ、シュートを打つ斐川に
視線を送る。