【完】もう一度、音を愛す。








「私達も舐められたものですね。
 先程は不覚を取られましたが、
 今度は無駄です。」


「そっくりそのままお言葉
 お返しいたします♡」


「ちっ・・・。
 容赦はしませんよ!」


ふっ。
さすがに動きに無駄がない。


「麗華!
 音のピッチを上げて!」


「了解。
 この両親の七光り女ピアニスト!」


プチッ。


ブラック愛音ちゃん参上。


音のピッチを上げて
=私をキレらせて。

通常の私じゃ勝てそうにないから
容赦しないようにならないと。


「お前ら、邪魔。」


バシッ、ドカッ、ドン!


はい、ボッコボコ♡
キレた私に怖い者なんてない。