【完】もう一度、音を愛す。








三日後。



「さーて、始めますか。」


今日が救出計画実行日。

城田家誕生日パーティが開催される日。


わざわざ人の出入りが多い日で
警備を増やす日を選んだのは、
私の趣味(笑)。

あと、麗華の思いを多くの人に
知ってもらうため。



「真緒奈、こんな多くの人数分
 衣装用意してくれてありがとう。」


「お安い御用です、愛音さん。」


真緒奈にはパーティ衣装を
用意してもらった。

それでも私は客としては入れない。
招かれざる客だから。


「俺達も計画通り動けばいいんだな?」


「まななん、暴れていい(笑)?」


「幸兄お願い。

 望は暴れるのは禁止。
 今日は椿グループの一員なんだから。
 あくまでも真緒奈の警護よ。

 多少は私との繋がりも調べてて
 目を付けられてるでしょうから。」