【完】もう一度、音を愛す。








幸兄の言葉は
誰が言ってくれる言葉よりも
私の力になるんだ。


「分かった!
 好き勝手弾いてやるんだから!

 終わったらいう事あるから
 そこにいてよ!」


勝手に会話し始めたから
お客さん呆気にとられてる。


私の演奏を聴いて
私色に染めるんだから!



落ち着いて深呼吸。

目をつむって思い浮かぶのは何?


あの記憶?

違う。

今私に関わってくれる
皆の笑顔。



それが蓋を開ける鍵となる・・・。