【完】もう一度、音を愛す。








「幸兄!」


控室に集まっていたのは
真緒奈、幸兄、響子ねぇ、Wのぞみ。



「幸兄、大丈夫なの!?」

ソファーに座っている幸兄に近づく。


「まー、あんまりよろしくはないかな。」


苦笑いしながら答える幸兄。


「ごめんなさい!
 私をかばったせいで・・・。」


ひたすら泣きながら
謝っている真緒奈。


それをなだめる皆。


「椿さん、そんなに自分を
 責めないで良いんだよ?」


「そうだよ、真緒奈。
 命に関わってるんじゃないんだから。

 ・・・泣かないで。」


「愛音さん・・・。」


「それに兄貴は頑丈だから!」


「希、少しは心配してくれ。」