受付の所には看護婦さんが2人いた。 友希は受付のところに行き、「愛川友希はいますか?面会したいんですが…」と言った。 看護婦さんはカルテのようなものを手に、「ちょっとお待ちくださーい…」と言う。 そして、小さく頷き「愛川さんとはどういうご関係ですか?」と言われた。 「あぁ、俺は友心の双子の兄です。こっちは幼なじみ。」 そう言うと、分かりましたと言って部屋番号を教えてくれた。