家の前にはタクシーがとまっていた。 自動のドアが開いて私と友希は後ろの席に乗り込む。 「○○病院まで。」 そう友希が言った途端、車は発進した。 30分くらいすると、大きな病院がみえてきた。 病院の玄関までくると、車をおりる。 私がドア側にいたので、先におりると友希がお金を払っていた。 「あ、ごめん。」 素直に謝ると、「いいよ。」と言った。 「それよりも、早く入ろ?」 私は頷いては中に入った。