ずーっとまっすぐの車道を車がつっこんできたのだ。 運転手はどうやら眠っているようだった。 「あ…、友心!」 私はとっさに叫んでいた。 もちろん、友心は私の声にもこっちに向かってくる車にも気づいているようだった。 でも、友心はその場から動こうとせず、逆に女の子の方に走っていた。 女の子はあわてたように「え、友心?」と言っている。 どうやら女の子は車に気付いてないようだった。 あと1mというところ。 友心は女の子を押し飛ばし、車の前に立った。