「ふぅ、ここへ来ると落ち着くな‥。」


ゲーム教室へ行き、机の上に朝コンビニで買った弁当と黒い携帯電話を置く。


「んー、あとはアイツらだな。」


ここからが本題だ。


三浦百子をイジメている川辺あかりたちにイジメていますか?と聞いても意味がない。


こいつらにはもっと楽しいゲームを用意する予定だからな‥。


だから川辺あかりからイジメをしろと脅され、無理やりイジメをしている内田幸平に送ってみよう。


ニ択でコイツの将来もこれからの川辺あかりへのゲームも決まってくる。


「さて‥。」


メールを送り、片手で幸平と書かれている紙の駒を持ちながら弁当を食べる。


どう返信がくるのか‥。


ピロロン♪


お?思っていたより返信が早いな‥。


「ふっ。」


メールを開くとイイエとかかれていた。


「最初に書いたのに、ウソをついたら死ぬって‥かわいそうに。」


言葉とは裏腹に、笑みをこぼしながら幸平と書かれている紙の駒をゴミ箱へ捨てた。


早く食べて行くとするか。