「辞めるって、翔が主催者だと認めるってことだぞ!?」
オレが驚きながら言うと伊藤翔は、あははっと笑った。
川辺あかりもやっと気づいたようで驚いていた。
「修也の話を聞いてゲームをする気が失せた。もうゲームは終わりだ。」
そう言って伊藤翔は携帯電話を取り出して、何かを始めた。
「携帯電話見てみな?」
伊藤翔に言われるままに、自分の携帯電話を取り出す。
「メール……。」
色々あって気づかなかったが、着信やメールが数通送られてきている。
その受信者の中に主催者メーケの名前が書かれていた。
それを急いで確認するオレと川辺あかり。
*********************
皆さん三時間が経過しました。
楽しんでいただけましたか?
今回は特別として敗者はいません。
最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。
これで全てのゲームが終了します。
*********************



