となり

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そのあと、私たちは2人で下校した。


その間2人の手はしっかり握られていた。


少し照れくさくて、しかも緊張で少し汗ばんでしまっていた手。



「愛華、手汗かいてる…」



そのことを笑う樹。


「う、うっさい…!」


睨みつけたけど、樹は全然気にせずに笑い続けた。


…まったく……。


だけど、今この瞬間はすごく幸せな時間で。


いつまでも続いてと願った。