変化は次の日の朝から気がついた。
登校中、たまたま樹の姿を見つけた。
少し迷ったけれど、いつものように声をかけようと決めた。
前を歩いていた樹の方へ駆け寄る。
「…樹!」
肩をポンと叩いて声をかけた。
少し驚いたような顔をして「おはよう」と言ってくれた。
私もそれに笑顔で「おはよう」と返す。
でもお互いなんだかぎこちなさがあった。
これも仕方ないことだと思ったけど、そのあとの樹の行動に「あれ?」と思った。
挨拶を交わしてから、樹はいつものように一緒に登校するのではなく
「ごめん、急いでるから先行くな」
と言って先に行ってしまった。
だけど「あれ?」と思いながらも、急いでいたなら仕方ないか、とまた納得した。
登校中、たまたま樹の姿を見つけた。
少し迷ったけれど、いつものように声をかけようと決めた。
前を歩いていた樹の方へ駆け寄る。
「…樹!」
肩をポンと叩いて声をかけた。
少し驚いたような顔をして「おはよう」と言ってくれた。
私もそれに笑顔で「おはよう」と返す。
でもお互いなんだかぎこちなさがあった。
これも仕方ないことだと思ったけど、そのあとの樹の行動に「あれ?」と思った。
挨拶を交わしてから、樹はいつものように一緒に登校するのではなく
「ごめん、急いでるから先行くな」
と言って先に行ってしまった。
だけど「あれ?」と思いながらも、急いでいたなら仕方ないか、とまた納得した。


