この子の名前は片岡未来(かたおかみらい)さん。
クラスの癒し系な存在の子。
雰囲気がフワンとしてて、とても優しそうだ。
「そうなんだぁっ」
相変わらずニコニコ笑顔で話をする片岡さん。
でも初めて他の人に自分の気持ちを告白した私はさらに顔が赤くなって、その場にいることもなんだか恥ずかしくなってきた。
「姫川さんって南波先輩と仲いいもんね~。やっぱりあの時の噂はホントだったんだね」
彼女の言う“噂”とはきっと前に騒がれた時のことだろう。
だったら少し違うな。
「…完全に私の片想いなんだけどね」
「え?そうなの?てっきり付き合ってるのかと…」
「いやいや、私なんか無理だよ~」
それに、樹には忘れられない好きな人がいるんだもんね。
「そうかな~?私から見たら2人はお似合いだと思うのに…」
「…そう?」
お似合いと言われて少し嬉しかった。
クラスの癒し系な存在の子。
雰囲気がフワンとしてて、とても優しそうだ。
「そうなんだぁっ」
相変わらずニコニコ笑顔で話をする片岡さん。
でも初めて他の人に自分の気持ちを告白した私はさらに顔が赤くなって、その場にいることもなんだか恥ずかしくなってきた。
「姫川さんって南波先輩と仲いいもんね~。やっぱりあの時の噂はホントだったんだね」
彼女の言う“噂”とはきっと前に騒がれた時のことだろう。
だったら少し違うな。
「…完全に私の片想いなんだけどね」
「え?そうなの?てっきり付き合ってるのかと…」
「いやいや、私なんか無理だよ~」
それに、樹には忘れられない好きな人がいるんだもんね。
「そうかな~?私から見たら2人はお似合いだと思うのに…」
「…そう?」
お似合いと言われて少し嬉しかった。


