となり

目を覚まさない母をじっと見る。


ピクリともしない。


そんな姿を見るのがだんだんと辛くなってきた。


なんだろ、この感情…。


このまま、母親は目を覚まさないんじゃないかって。


ホントに医者の言葉を信じていいものなのかって。


すごい、今不安に思ってる…。


不安だけじゃなくて、恐怖も同時に来る。


「……ねぇ、お母さん?」


呼びかけてみるけれど、やはり返事はなかった。


「おかあ、さん…」