『……すまないね、樹くん。こんな時間まで引き留めてしまって…。親御さんも心配するだろうし、そろそろ……』
おじさんがそう話しているのに、俺はおじさんの言葉を遮るように言った。
『ちひろが目を覚ますまで、そばにいさせてください』
『…だが……』
『いさせてください』
今、ちひろと離れたくないんだ。
『……わかったよ。きっとちひろも樹くんにそばにいてもらいたいだろうしね…』
『ありがとうございます』
そのあと俺は急いで電話をかけられる場所に行って親に連絡を取ると、また急いで病室に戻った。
親はごちゃごちゃ言わずに許してくれた。
『そうね、そばにいてあげなさい』
と言って。
おじさんがそう話しているのに、俺はおじさんの言葉を遮るように言った。
『ちひろが目を覚ますまで、そばにいさせてください』
『…だが……』
『いさせてください』
今、ちひろと離れたくないんだ。
『……わかったよ。きっとちひろも樹くんにそばにいてもらいたいだろうしね…』
『ありがとうございます』
そのあと俺は急いで電話をかけられる場所に行って親に連絡を取ると、また急いで病室に戻った。
親はごちゃごちゃ言わずに許してくれた。
『そうね、そばにいてあげなさい』
と言って。


