自分の部屋にて。


時刻はそろそろ7時になる頃だろうか。


「………」


私はベットの上でピンクのクッションを抱きしめながら、かれこれ1時間ほど放心状態でいる。


「………」


…この私が……


恋…??


しかも、樹に??


「ちょっ…待って!ありえないからっ…!!」


クッションを床に投げつけた。