となり

「お!愛華見ろよ!」


テンションの高い樹はパッと私の前に変なお面を付けて出て来た。


「…なんだ、それ……」


お面はなんとも言えない、変顔をしている人の顔だった。


「あれぇ~?爆笑すると思ったのになぁ~…」


「私は滅多に爆笑なんてしねぇよ」


「くそ~!燃えてきた!!」


は??


樹は私を爆笑させようとしているみたいだ。