恋愛のやり直し方

スーッと音もなく開く窓。


さすが高級マンションは窓枠も高そう。
窓を開けると、サーっと涼しい風が入って来た。





洗濯ものを持って外に出ると、庭と言えそうなほど広いバルコニーだった。






普段使われていないのか、無造作に置かれた椅子とその脇に置かれた灰皿には吸殻が溢れていた。





「後でここも掃除だね」


独り言を言いながら、今終わったばかりの洗濯ものを干していく。
陽の光をあびて一気に乾きそうな洗濯を見つめながら、最後の一枚をどうしたものか迷う





だって、それは『女物のパンツ』



パンストくらいなら迷わずゴミ箱に捨ててしまうんだけど、それは微妙に高級品ぽくて捨てるにはもったいなく思える。



だからって、私が使うわけじゃないんだけど………