でも、ここ私の部屋じゃない 雰囲気が違う でも...だったら 「ここ...どこ?」 重い身体を何とか起こそうとするがそれも出来ない 「ふっ、やっと起きたのか」 え...? やっとの思いで身体を起こすと部屋の右端に長い黒髪の男性が筆を持ちながらこちらを見ている 「え..ぁ...の...」 誰?と聞こうとするが、見覚えのある顔だという事に気づき、ヨロヨロと倒れそうになりながらも男のそばによる