ーーーーーーーー ユラユラと揺れる。 暖かいし心地いい 起きようとしても無理 目が開かないし身体が重い 時たま聞こえる誰かの心臓の音 トクントクンと規則よく音を立てている 誰の音? そうは思ったけれど今はどうでもいい この温かさの中で今は眠っていたいから 目が覚めたその時に知ればいい そう思ってまた、私は深い眠りに身を委ねた