「…あれは、お前のこと…?」


 その時、ドアが乱暴に開けられた

 そして無言で入ってきたサングラスの男2人が、
 俺を両腕で掴んで…


「!」

「あんまり乱暴に縛ったらあかんで?

 傷あると、いくら初めてでも高値つかへんよ」


 ぐるぐると縄で縛られ、
 猿轡され…


 抵抗しようにも力は入らなくて
 けどこれが夢じゃないということだけが
 痛いほど突きつけられる


 それでも、少しの希望にすがる

 じっとこっちを見てくるケイに
 まだ信じたい気持をこめ、
 真っ赤な瞳を見る


「…待って







 目隠しくらい、俺がやったらな
 な、けんちゃん?」