流星に私のことを言ってあれから1週間

あの後総長室から出て『おめでとう』琉貴にそう言われた。

私はなんのことか分からないけど何となく『ありがとう』と首を傾げて言った。

太陽と月夜はブツブツ言ってたけど空斗に『ほっとけと』言われてほっとくことにした。

てか空斗と同じ名前だ。

不思議に思った。

ま、そんなこともあるかと心の中でフッと笑った。

何でもっと早く気づかなかったか自分でもビックリした。

「ぉい…おいっ!」

「え?」

「どうした?」

流星に呼ばれていたらしい。

「ん?」

「悩みごとでもあるのか?」

「違うけど…何で?」