自然に頬に伝う涙

感情を表に出しては駄目、分かっていても止まることのない涙

「空斗は雷王の総長、五十嵐龍也以外の奴を一人でやったの…ボロボロの空斗に『空斗…覇王の皆のところに帰って…』て言ったんだ…卑怯な手を使うコイツらに一人なんて危ないしバックの組がいるらしかったからソイツらが来たら空斗は…無事じゃないと思ったから…でも…空斗は『結衣も一緒に、お前の居場所に帰ろ?』そう言ってくれた。嬉しかった。家でも居場所がなかった私に居場所が出来たこと…空斗は私を妹として愛してくれる…誰にも愛されない私を愛してくれる…だから…帰ることを決めた。』

あの瞬間までは…

←急ですが、視点を流星sideに変えます。すみませんm(._.)m