【完】愛してやる。Ⅰ

「なぁ…瑠羽はさ…知ってんのか?」



「何を?」

「その…空斗さんが死んだこと…。」

へ?

「知ってたの?」

「俺はな…俺は五十嵐組の時期組長だから…でも…なぜかこれだけは知られてはならないらしい…。」

「はぁー…知りたい?」

「あぁ…。」

「後悔しない?」

「あぁ…。」

「じゃーさ、一つだけ約束して?」

「何だ?」

「絶対に自分を責めないで…これは五十嵐龍也が悪い訳で弟のあんたが悪い訳じゃないってこと。」