【完】愛してやる。Ⅰ

私が更衣室の扉を開けるとモジモジとしているヘタレ

何してんだ?

「何してんの?オシッコしてぇの?」

「ち、ちちち違います!!!」

噛みすぎだし、本当は行きたいんじゃね?

「行ってきなよ、待っててあげるからさ。」

顔を下にふかせているヘタレは急いで顔を上げたが、顔を真っ赤にして鼻血をダラーっと流した。

鼻血を我慢してたのか?

いや、鼻血は我慢できねぇか。

「大丈夫?」

「あ、いや…その…何でもありません!!行きましょ!!」

んな訳ねぇだろ。

鼻血がタラタラと流れているのに気づいていないヘタレに鈍いななんて思っていたら、ヘタレがいきなり振り返ってきた。

今度はなんだ?