体育祭当日

なんじゃ、この人の多さは…

見るからに男、男、男、男、男、女??、女??

「「「流星様よ!!キャ──────//////」」」

なぜに照れてる?

お前なんて視界に入ってないのに…

そう、空斗は女が苦手らしく私の後ろを離れない。

流星はそれが気に入らないみたいで睨んでいる。

琉貴はただいつもの胡散臭い笑顔を振りまいている。

月夜と太陽は女をナンパ…

駄目だ…こりゃ…

「誰?あの美人の…」

どこからかそんな言葉が聞こえてきた。

どこに美人がいるのかと思って声の聞こえた方を見るとこっちを指している。

?私?じゃなくて流星よね。

でも、流星女じゃない。

だからって私、美人じゃないし…