【完】愛してやる。Ⅰ

「あ?まさか結衣が初だなんて言わないよな?」

またよからぬ方向に…

「だから、な「月夜」

とーっても低い声が聞こえた。

それは月夜と今もなお月夜を押さえている太陽の後ろから聞こえた。

「はい!な、何でしょう!!琉貴さんッ!」

顔を青くして眉をひくつかせている月夜にホッとする太陽

琉貴の隣には空斗もいた。

あの二人の組み合わせ…珍しい。

「流星が瑠羽ちゃん以外好きになるわけないでしょ?」

穏やかな口調でもその裏にはとてつもない黒いものが詰まっていた。