【完】愛してやる。Ⅰ

そして急に周りが騒がしくなる。

「流星さんが他の女の名前を呼んだぞ。」

「忘れられない女でもいるのか?」

「それにさっき瑠羽さんが睨んだよな。」

「やっぱり間違えたんじゃ…」

どんどん嫌な空気になっていく。

「はぁ────」

私のため息がこぼれた。

「流星!!!!!!!!」

数メートル先の月夜の怒った声が聞こえた。

「あ?」

流星は間違えたことに気づいていないのでは?

なんて奴だ…

「結衣って誰だよ!?」

そう言いながら流星に詰め寄る月夜

それを必死に止める太陽

「結衣?何でお前…」

少し目を大きく見開き落ち着いて声を紡ぐ。

でも、私は見たぞ。

チラッと私に困ったような顔を向けたとこを、

「さっき言ったじゃねぇーか!瑠羽ちゃんの顔を覗き込みながら、結衣って!!!!まさか結衣って女と瑠羽ちゃんを重ねてんじゃねぇーだろな?」

ご名答な訳はなく重ねるどころか同一人物

しかも月夜は完全に可愛いキャラ崩壊