【完】愛してやる。Ⅰ

「あぁ…言われたな。入学式の日に『青春は人生に一度だッ!警察沙汰にならなければなにをしてもいいが、俺に手間をかけさせるなよ。』てな感じで…そこにいた全員が唖然としていた。」

海陸…適当すぎ…

「海陸ってそんなこと言いながら皆のこと考えてるんだよ。『手間をかけさせるなよ』とか言ってるけど、そんなことになったら将来に傷がつくから程々にって意味なの。不器用なのかね…海陸は…」

私はそう言ってふっと笑った。

私が辛いときも傍に居てくれた。

私が壊れたときも抱き締めてくれた。

海陸には感謝しきれないな。