これから不幸が来てもこの幸せさえあれば生きていけるそんな気がした。

二人で抱き合って眠った。

目が覚めた時には腰が痛くて歳なんじゃないかと思った。

「わりぃ…手加減出来なくて…」

申し訳なさそうに流星が言う。

「大丈夫、でも責任とってね?」

「当たり前だろ。」

口角を上げて笑う流星に胸がキュッと苦しくなる。

これが胸キュンと言うやつなのだろうか。

自分でそんなことを考えてるなんて笑えてきた。