踏んで、虐めて、喜んで



「うん、美味い」


「ご主人様から誉めて頂けるだなんて、恐悦至極。ご褒美に、こちらのムチを手に取って――」


「お前が料理出来るなんて思わなかったよ。そういえば」


「はい?」


「レンジのチンの音が十回以上聞こえたが?」


「料理の下ごしらえにレンジは必須。美味しく手軽な時短料理です」


「そうか」




※便利な時代になりました。