「何?」
夏妃が言う
「さぁ?
興味ない」
俺は再び机に突っ伏した
授業まで寝ようと思ったその時
「廉!空也!」
幹部の一人が駆け込んできた
「ん?」
俺は仕方なく顔を上げる
「波夏さんと菜々帆が校門の前に来てて
騒ぎになってる」
「「は?」」
俺と空也は教室を駆け出した
花村菜々帆
裾花女学院って言うお嬢様学校に通いながらなぜか空也の彼女である女だ
まぁお嬢様って雰囲気はゼロなんだけど
波夏はご存じのとおり俺の妹
「空也~」
門の前でのんきに手を振る菜々帆
「あいつのんきすぎなんだよ」
空也が半分あきれながら言う



