冬の暖かい夜


~~♪

部活に行くと、もうミーティングが終わっていた

「こんにちは~。」

後輩に挨拶を返しながら、自分のパートのもとに行く

「あ、楓音ちゃーん!」

この明るい声はきっと絆先輩だ。

絆先輩は、トロンボーンのパートリーダーで明るい先輩だ

その上、かなり美人

ぱっちり二重の目

ほどよい天然パーマでくるくるしている茶髪

真っ白な肌

羨ましすぎる

「こんにちは!絆先輩!」

「どうしたの?遅れて。」

絆先輩は本当に心配しているみたいだ

まさか、寝てただなんて言えない

「ちょっと仕事を頼まれて…」

堂々と嘘をつく

いや、悪気は無いんだ

しょうがない

「そうなんだ~。だよね。楓音ちゃん、何でもできそう。」

「そんなこと無いです!不器用なんで!」

私の不器用さはかなりヤバい