屋上に行くと、フェンスに南雲くんが寄りかかっていた。
「南雲くん!ごめんね待たせて。」
南雲くんは私が来たことに気づいてこっちを向いた。
「話って?」
うぅー緊張する。
さっき有沙を殴った時のイラつきとは別のドキドキが私の体を駆け巡る。
「私ね。な、南雲くんのこと好きです!!」
ついに言っちゃったよ。
「ごめん。宮下さん。
俺、人を意味なく殴るような子と付き合えない。」
……南雲くんもそーやって、私を信じてくれないんだ。
私は意味なく殴ったつもりなんてない。
南雲くんへのドキドキがどんどん薄れていく気がした。
「そっか…ごめんね。
こんなデブでブスが告って!」
涙が出てきた。
振られたことより、私が意味なく人を殴るような人と思われてることに悲しんだ。
