有沙が私を連れて来た場所は空き教室だった。 「あんた海斗くん呼び出したんだって? 何様?お前には似合わねーよ! 海斗くんがかわいそうだ!」 「いたっ」 有沙は私を壁に押し付けた。 「お前は身分が違うんだよ。 海斗くんには可愛い人が似合うの。 わかる?あ、ばかだからわかんないかぁー。」 「なんで、あんたにそんなこと言われなきゃなの?」 「はぁ? お前まじムカつく」 「あんたにムカつかれたってどーでもいんだけど。」 ほんっと、なんなの?こいつ。 私の気持ちを否定しやがって。