涼介は優しいし、いい奴だ。
ガキの頃からのダチだし。
でも、だからこそ負けたくない。それなのに。
「「あれはキツいなー。」」
聖と一毅に言われたせいで、更に鎖骨の奥の方がキシキシした。
「早くカラオケいこーぜ。イライラしてきた。」
本音を告げると三人にまた爆笑された。
「じゃ、ポテト食べ終わったら行く?ハンバーガーなら歩きながらでも食えるしょ。」
提案した聖自身は食べ終えていたから、自分のポテトを半分くらい聖にわけると、「どんだけだよ」と苦笑いしつつも食べてくれて。
だけど。
「あ、恭也。真美気づいた。」
嘘だろ?
見るとこっちに歩いてくるところだった。

