そんなこと、真美は覚えてないんだろうな。
少し、寂しく思った。
頭ではわかってる。
真美は涼介が好きだ。
ただ、まだ自覚していないだけで。
多分、初めて会ったときから。
それでも、
俺のものになってほしい。
取られたくないから、手元においておきたい。
でも、それを拒まれたら元も子もない。
「きょーや先輩!」
確か一年生。
その程度しか認識のない奴らが3人寄ってくる。
「誰か待ってるんですか?」
「あー、まあな。」
適当にあしらってればいいだけの奴ら。
男をアクセサリーにしか思わないような。
「恭也、何、年下相手にナンパぁ?」
「ハーレムじゃん!」
なんでこんなときに限って先輩まで寄ってくるんだよ…

