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「じゃーな!」
いつものように帰ろうとすると、クラスメイトに声をかけられる。
「おう、じゃーな」
なんて言いつつ廊下に出る。
「恭也、今日ゲーセンいこーぜ。」
「今日はカラオケがいいんじゃない?」
当たり前のように隣を歩く尚輝と聖。
「恭也は用事があるから3人でボウリングに行こう。」
一毅が何気なく自然に俺を抜けさせてくれる。
けど。
「いつものコンビニ行っといて。後から行く。」
そう告げた。
「いーの?」
「今日はこのメンツで遊びたい気分。」
「了解。」
そのまま昇降口で別れた。
なんでいつも泣かしてしまうんだろう。
そう思うと、自然とため息が漏れた。

