「もう行くしかないよ、胡桃!」 「わわ分かってる!」 「ほんとに?」 「ほほほんとに!!」 さっきから上手く口が回らない。 こんなんじゃ告白出来ないよ! 「そんな緊張しなくても、当たって砕けろの精神で何とかなる!」 笑顔の桃琴に背中を押されて廊下へ出た。 「うん!とにかく屋上へ行ってきます!」 桃琴と手を振って別れる。 よし、いざ屋上へ!!